実験を用いたジオパークの教育普及活動 〜ジオ火山実験を通して〜

主催 全国火山実験研究交流会実行委員会,洞爺湖有珠山ジオパーク,北翔大学教育文化学部教育学科
世話人 横山光(北翔大学),林信太郎(でこぼこな地球のうえをあるくみるかんがえる研究所)
定員 50-60名程度
会場 後日確定
概要

ジオパークは、地球の雄大なスケール感を体感することができる。しかし、大きな時間・ 空間スケールの現象を理解することは難しい。キッチン火山学をはじめとした実験を取り入れた教育普及手法は、難しい地学現象を目の前で手軽且つ安全に再現できるため、子どもでも実感を持った理解をすることができるプログラムである。
実験を通して、何をこどもたちに考えさせるか、どのような場面で実験を活用するか、教育効果の検証などが課題である。実験を題材とした分科会として2年目となる本大会では、開催地にちなんだ「火山」の実験を通して、実際に学校教育やガイド活動などに組み込んでいる例を現場で実践している方々に事例発表していただき、グループワークでそれぞれのジオパークで応用する術を検討する。本分科会を通して実験を用いた教育活動の更なる普及と発展を目指したい。

(プログラム)
1)ミニ講演:キッチン火山実験の歴史と功績(仮題):林信太郎
2)火山実験アラカルト:代表的な火山実験のいくつかをブース形式で体験する。
3)問題提起:火山実験からジオ実験へと発展させるには?:横山光
4)グループワーク:実験をアレンジしよう
(紹介された火山実験をヒントに、自分のジオパークの題材を伝える実験を考える)
5)総合討論:考えた実験やそれぞれのジオパークでの活用方法に関する発表・交流

参加推奨

ジオパークで子ども、一般市民を対象に教育普及活動に携わる方。
地質現象をどのように伝えたらよいか手法に困っている方。
自分の考えたジオ実験教材を普及したいと思っている方(実験を持参してください)。

開催形式 グループワーク型
備考

火山実験に限定せず、様々な地質や地形に関する実験について検討します。
普段取り組んでいる実験をお持ちの方は、ぜひ実験を持参し紹介してください。

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